インドア野郎のブログ

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Downton Abbey Season1&2 感想

どうも、こんにちは。

テンプレ的なご挨拶を除いて初めての記事は海外ドラマDownton Abbey についてです!正直にぶっちゃけますとDownton Abbeyにハマったおかげでこのブログを開設したと言っても過言ではありません(笑)
とにかく感想をどこかに綴りたかった。この記事を書いている時点ですでにシーズン2まで観終わっているのでシーズン1、2は個人的な見どころだけに留めてシーズン3からは1話ずつ更新していきたいと思います。というわけで以下から作品紹介&感想です。留意したいのはシーズン1,2に関する感想はシーズン2まで観終えた現時点での感想なので見てた当時のライブ感のある生の感想ではないということです。できるだけ思い出すつもりですが。

Downton Abbey とは

舞台は20世紀初頭のイギリスで、物語はタイタニック号沈没のニュースを受けててんやわんやしているイギリス貴族、クローリー家から始まる。クローリー家は由緒ある名家という設定で、お城のような御屋敷(=Downton Abbey)と広大な土地、莫大な財産を保有している。しかし、当代の家主は男子に恵まれず、先のタイタニック号沈没事故により乗船していた次期当主候補を失い、相続問題を抱えてしまう。この相続問題を主軸に様々なキャラクターの思いや考え、運命が交錯していく人間ドラマだ。

シーズン1、2まとめ

見どころ①~トリックスタートーマス~
トーマスは使用人としてクローリー家に仕えている青年でグランサム伯爵(ロバート=家主)の従者に昇進することを期待していたが、シーズン1第1話で伯爵のかつての戦友であるベイツが伯爵の従者として雇われることになりその期待は阻まれた。以後、侍女オブライエンと結託してベイツの邪魔をしたり、ゲイが発覚したり、重大事件の引き金となったり、屋敷のワインパクったり、軍曹になって調子乗ってみたり、闇市を始めようとしたりバラエティに富んだ活動をする(笑)闇市の素材が全部お釈迦だと知ったときの荒れっぷりは最高でしたね。性格は強欲で利己的。馴れ合いを嫌い、皮肉屋。いわゆるイヤなヤツとして最初は描かれていて、シーズン2最終話を見終わった今もたいがいイヤなヤツですが話が進むにつれ不思議と魅力的に感じてくるのだ(私だけ?)。ストーリーをもう少し追ってみないと確信はできないが、おそらくトーマスは内なる野心みたいなものがあって自分の一生をダウントン・アビーの使用人として終わらせるつもりではないはずだ。そこがおそらく私にとって魅力的かつミステリアスに感じる理由だと思う。あとルックスがいいんだよね。今後の活躍?に期待だ。

見どころ②~最強ツンデレヒロイン、長女メアリとナイスガイなマシュー~
メアリはクローリー家の長女で、プライドが高く、基本的にハッキリ物を言う女性です。甘え下手。自称、心がないというけれどそんなことはない。メアリは婚約者だったパトリック・クローリータイタニック沈没事故で亡くしてから、新たな婚約者候補のマシューと出会います。マシューはクローリー家の遠縁のいとこで中流階級出身の弁護士の男性です。このマシューという男がめちゃくちゃかっこいいやつでして、自分の意見はしっかり持つ傍ら、相手(貴族社会)の伝統だとか考えなども受け入れる懐の広さ、順応能力の高さを持っています。メアリのマシューに対する第一印象はあまり良くなかったのですが、これから発展していくだろう予感はぷんぷんしてました(マシューはたしか一目惚れだったというのも含めて)。しかし、ここでメアリがやらかす。屋敷に客人として招かれた斎藤工似のイケメン外交官と半ば強制気味だったとは言え寝てしまうのです!これが後に大きな枷となることも知らずに... けっきょくシーズン1ではマシューがわりとストレートにプロポーズのような発言をするのだが、伯爵夫人が身籠ったことも相まってメアリがうやむやな態度を示してしまいマシューに愛想を尽かされてしまいます。そしてシーズン2、第一次世界大戦が開戦しマシューは兵士として前線に赴きます.... 皮肉なことに戦争が2人の愛を確信的なものに変化させていくのです。ここからのストーリーは本当に素直にシンプルに感動しました。メアリのヒロイン力も加速度的に上昇していきます。何度、このヒロインに素直になれと思ったことか 戻ってこなくても知らんぞと何度思ったことか。ここのパートはぜひ見てほしいし、自分の駄文じゃとても言い表せそうもないので記さない。ちなみに私はジェスチャーゲームをしているメアリが一番素敵だと思いました。

見どころ③~三女シビルと革命家トム~
まず三女シビルの紹介からいきますか。シビルはシンプルなキャラだ。多少差異はあるかもしれないが、ディズニープリンセスのアリエルとかラプンツェルのように外の世界に興味があって自立心の強いタイプのヒロインだ。特に政治に関心が強く女性の参政権や女性の社会進出に賛同している。シーズン2の第一世界大戦中は存在感を発揮しナースとして村の病院に勤務し屋敷が将校用の安息所として利用されていたときも活躍した。そしてアイルランドのダブリン出身の屋敷の運転手トム・ブランソンと政治の話題をきっかけに親睦を深めていく。トムはシビルとの会話によると女性の参政権アイルランド独立よりも貴族との貧富の差を最も問題視しているようだ。革命家という二つ名を勝手につけさせて頂いたが、当然イギリスの政治をひっくり返すだとか世界を覆すような革命を起こすようなことはではない(そういうドラマでもない)。あくまで比喩表現で、トム自身もシビルとの会話のやり取りで自分は革命家ではなく社会主義者だと言っている。シーズン2の終わりころになると2人はなんやかんやありつつも(なんやかんやの部分は観てください(笑))結ばれる。屋敷の一端の運転手が雇用主の娘と結婚するなんて革命的だし、2人の身分を超えた恋愛は必見だ。なにより貴族に物怖じしないトムが男らしくてかっこいいんすわ。



とりあえず、ざっとクローリー家の娘たちの恋愛を中心にまとめました。一人いないけど(笑)。正直、次女イーディスに関してはシーズン3始まった時点であまり恋愛は発展してないです。一人いい感じのおじ様がいるのですが年齢差もあって成就しないんじゃないかな~って個人的には思っている。姉妹の中では唯一未婚なのでこれからが注目のキャラクターでしょう!その他にもね、ベイツさんとロバートパパの男の友情とかね、執事カーソンさんの意外な過去とか、喫煙悪だくみコンビ、トーマス&オブライアン、レアキャラ愛犬アイシス?アイリス?(レアすぎて名前もよく覚えてない)などクローリー家の相続問題だけに留まらず使用人たちのサイドストーリーなども豊富で見応えがあるドラマだと思います。ぜひ興味があったら試しに観てはいかがでしょうか?ちなみに自分は始め近所のレンタルショップで借りてたんですけど途中から続きが気になりすぎてNetflix契約してそちらで視聴しています(笑)

では、今回はこんなとこで。 See you